アインザッツ《ウィンクルム》続報

先日の7月26日のエントリで書かせていただいた山本寛さんの小説「アインザッツ」の劇中曲《ウィンクルム=絆》(天野正道さん作曲)の詳報が各メディアよりリリースされ始めました。
ボクは今回直接このプロジェクトには関わっておりませんが、立ち上げの折に一枚噛んでおり、さらにはこのレコーディングに立ち会わせていただいたよしみもありますので、鮮度の落ちないうちにいくつかご紹介させていただきます。
まずは小説の掲載されていた月刊アニメディア2010年9月号(8月10日発売)にて121ページに「ブラボー!ヤマカンタービレ」と題したウィンクルム・プロジェクトの短期集中連載。今回はプロジェクトの詳報と共に、先日のレコーディングの風景、とりわけ、山本さん自身が尚美ウインドオーケストラを指揮をされた模様が詳細にレポートされています。
そしてバンドジャーナル2010年9月号(同じく8月10日発売)77ページ「SPACE」の欄にも、吹奏楽専門誌ならではの切り口で、小説のあらすじや作曲の経緯と、知られざる山本さんが取り組んでおられる吹奏楽での活動や、《ウィンクルム》のスクールバンドによる吹奏楽コンクールでの初演の情報が掲載されています。さらに次号には曲の魅力に迫る続報などを載せるとのことです。
そして極めつけは、学研による小説「アインザッツ」単行本化に向けての特設ページです。ここではいち早く山本寛さん指揮による《ウィンクルム》を聴くことができます。挿画を担当された平松禎史さんのアートワークもご覧頂けます。
こういうリアルタイムなメディアミックス企画は珍しいと思います。いずれも是非お読み(お聴き)いただければと思います。