解禁! ハコキャラ!


さて、The TUBA bandのコンサートでした。無事に立体版ハコキャラも完成し、皆様をエンタランスでお出迎えさせていただきました。
演奏会前後や休憩中は多くの方がハコキャラをケータイで撮影されている姿を遠目に見つつ一人ニヤニヤしておりました。ボクは普段出版物を作ってますので、書店で自分がデザインした本が売れていく様子や、学校でデザインした教科書を使って授業をしている様子も見る事はまず不可能なもんですから、こういう風にダイレクトな反応を見る事が出来るのは大変新鮮でした。有り難い事です。
さて、今回も演奏会自体が素晴らしかったです。和田信さん、伊左治直さん、鈴木英史さん、中橋愛生さん、前田憲男さん、村田陽一さん(プログラム登場順)の楽曲いずれもよい音楽で幅広いジャンルを楽しめました。演奏も新曲だけでなくレパートリーからも選曲されていたため、精度と遊び度が格段に上がっており、聴衆は唸りっぱなしでした。メンバーの方々と昔から仲良くさせていただいているので自分ではちゃんと認識してませんでしたが、よくよく考えたら(って失礼ですが)日本が誇る世界屈指の奏者が集結しているんです。かつてエンパイアブラスやジャーマンブラスなどを聴いたときと同様の感動がそこにあるのも頷けます。
またトークも絶妙な間とメンバーの独特なキャラクターで、味わい深さに磨きがかかり、笑いが絶えません。
ロビーでも楽譜やCDが売られ大賑わいでしたし*1、終演後のサイン会も長蛇の列。今回からメンバーとして合流した箱山さんの馴染み度も半端なく、「新生」でありつつもしっかり今までの流れも受け継いでいる間違いなく《The TUBA band》でした。
自分も制作に入っておきながら、こういうのもナンですが、イイ演奏会だったなー。
打ち上げはさらにハチャメチャに盛り上がりましたが、手元にある写真が(イイ意味で)余りにヒドく、この公開日記ではお見せできないことが残念でなりませんっ(笑)
色んな意味で日本の音楽史的に伝説の一日になったと思います。

*1:ボクがデザインしたCDも沢山売られてて、お客さんがお買い上げされているのを見て、ここでも一人ニヤニヤしておりました〜