
装丁させていただいた本のご紹介です。「歴史読み枕草子〜清少納言の挑戦状/赤間恵都子著(三省堂刊)」時系列に整え直し、清少納言が生きた時代と世界を彼女自身の著書を通して「書いた事」「書かれなかった事」から浮き彫りにした意欲作です。
今回は装丁だけでなく、本文のデザインも担当させて頂きました。



解説書でありながらも、本を読み進めていただきながら、時代の持つ雰囲気を感じて頂きたく、読み易さを追求しつつ味わいのある書体選定と図書設計を心がけました。
装丁のビジュアルにもメッセージを込めました。読み解いて頂けると嬉しいです(これに気付く人は相当の古典通!)。
