いわきトロンボーンキャンプ


いわきトロンボーンキャンプに参加してきました。1日目プログラム終了後の懇親会からの滑り込みでしたが、翌日はマスタークラスを聴講したり、黒金さんのグループレッスンを受講したり、コンサートに出たりで、存分に楽めた2日間でした。以下感想!
 

  • マスタークラスは 岡田大和さんへの指導を聴講しましたが、岡田さんの技量レヴェルに達しない聴講者の私にとっても、心に響く講師の篠崎卓美さんと黒金寛行さんの言葉を聞き、表現者としての心がけとしてトロンボーンのみならず、仕事へもフィードバック出来ることが多いなぁと感じました。マスタークラスの聴講って音大生や業界関係者が聞くことが多いと思いますが、アマチュア奏者でもとても有意義な時間を過ごせると思います。また、他のお二人の受講者である 中村博道さんと 丸田和輝さんの素晴らしい成果もコンサートで聴かせていただきました。

 

  • 黒金さんのレッスン、やっと受けることが出来ました。普段「弟子にして〜」と言っても「またまた〜」と笑ってハグラカされてしまっていたけど、これで仕事の肩書きに《バストロンボーンを黒金寛行に師事》と書けます! は半分冗談として、正直に彼のレッスンはグループで受けただけでも本当に実りあるものでした。自分のイメージする音にどのようにフォーカスしていくのか、それには身体をどう使うのかというのは、けっして身体が大きくはない彼が導き出した天賦の才能だけではない努力の結果であり、誰もが聞きたい話のひとつだと思います。

 

  • 受講クラスのラージアンサンブルと受講生の全員合奏に加え、急遽組まれたカルテットで途中参加の私が舞台に上がることになろうとは! 「初見苦手・音程悪い・リズム感崩壊」の三拍子が揃ったヘッピリ・バストロ吹きを全開させてしまいましたが、初めてジパング版クラーケンを演奏させていただく機会を与えていただき感謝しております。

 

  • 懇親会や打ち上げのみならず、レッスンやコンサートの合間合間で、お久しぶりな方、やっとお会いできた方、初めましての方々など、様々な方々と交流させていただき、楽しく過ごすことができました。驚いたのは「ブログ《otoshimono》著者としての」「facebook《全日本バストロ連合》管理人としての」「《さいたまファンファーレクラブ》団員としての」私の活動が案外知られているとうことでした。仕事上でのデザインした作品たちは、そのものが知られていても、誰が作ったのかなんて一般的には分からないのですから、デザイナーとしての私が、関係する業界の界隈以外で私自身が知られていることなんてまずないのです。見ず知らずの人に私個人が知られている感覚があまりなかったので、今回は大変興味深い体験でした。

 
最後に今回キャンプを企画されたバストロンボーンの 篠崎卓美さん・ 黒金寛行さん、ピアノの 城綾乃さん、アドバイザーの 品川隆さん・鈴木智さん、それから実行委員会の皆さん、キャンプに参加された皆さん、コンサートに足を運びいただいた皆さんに、本当に素敵な二日間を与えていただき、最大限の感謝を申し上げます。来年もぜひお伺いしたいですし、ご協力出来ることがあればお力添えをしていきたいと思っております。
心残りは講習会途中参加でカリキュラムをこなすのが精一杯で(なので写真を撮れていない)、(約束していたにもかかわらず!)お伺いできなかった、楽器屋さんのブースに顔を出せなかったことです。これは本当に申し訳なかったです。
写真は実行委員の方からお借りしたコンサートの全員合奏の模様です。