潜在的

今日打ち合わせに来た理工学系書籍の編集さん(女性)が中学生の頃吹部でフルートを吹いていたというので、ウチで手がけた吹奏楽関係の書籍やCDをお見せしたら無茶苦茶驚いて、かつ、超テンションが上がっていた。彼女とは長い仕事の付き合いなのに、僕が音楽関係の濃い仕事をしているとは今日の今日まで全く知らなかったのだ。
市民楽団には所属していないものの、今でもときどき個人レッスンにも通っているのだそうだが、それでも、どうやら我々が作っているような書籍やCDや公演の情報を得る手段がないらしいのだ。
こういった掘り起こせていない潜在的な客層が、身近にさえまだまだいるのだ、と気付かされた打ち合わせだった(いや、ちゃんとご依頼の打ち合わせもしましたよ)。