釜の飯

久しぶりに前の勤め先のWEBページを見に行くと、所属デザイナーごとに整理されたポートフォリオをダウンロード出来るようになっていて、僕が所属していた当時に駆け出しだったり若手だった方々が素敵に成長されているのを目の当たりにし、胸熱く・とても嬉しくなった。
そして、それぞれがそれぞれのやり方で創業社長(師匠)のイズムを吸収・継承しており、事務所のワークスとしての力もしっかりしてきている。本当に素晴らしい。
また、このデザイン事務所から巣立っていった仲間も沢山いて、皆それぞれのフィールドで良い仕事に努め・頑張っている。
長年同じ釜の飯をつついていると、この豚肉は誰んだ・その椎茸は俺んだと細かい小競り合いなんかは確かにあって、必ずしもいつも仲良く釜をつつけた訳ではないんだけど、やっぱり共に師匠から飯の作り方を教わったからこそ出る味わいってのがあって、それをそれぞれ共有しているからこそ、それぞれの今があるんだなぁと感じる。
皆へのリスペクトが高まるほどに、自分も負けないように頭を低くコツコツ精進するしかないなと感じた8月15日。