本文フォーマット

今月は書籍本文フォーマットの依頼が多くてカリカリと作っている。その内容も児童書・音楽書・教科書・資格試験対策本と様々・・・とはいえ学び系が多いというのも事実。基本的に小難しい印象は与えず・学習内容を把握しやすく・明快な目線誘導・などの心がけは一緒だが、それぞれの本の読者層・版元や著者の要望に見合った設計(版面・基本書体の選定や大きさや文字送り・部品の遇い)が必要。また規模が大きなシリーズほど全編自分自身で組版作業を行うとも限らないので、フォーマットデータを引き渡した後での運用の楽さも兼ね備えねばならず、あまり凝ったこともできない。地味だがとても大切なシーケンスである。