何が務まるのか

最近、純粋にデザインの仕事だけでなく、大学などでの講義だったり、デザインの個人レッスンだったり、編集者や音楽家から企画や内容についてのサゼスチョンをお願いされたり、人や業者を紹介してほしいという様な相談が増えている。何かを得る・こなす立場から、創り出す・伝える立場にシフトしているのかなとも感じる。
昔からボクを知る人であれば、あの、人の言うことを聞かない・喧嘩してばかりの・感情の浮き沈みが激しい・極論しか言わない otoshimono なんかに何が務まるのか、とお思いであろう。
別に歳食って人の言うことを聞く様になった訳でも、人格が丸くなった訳でも、感情が穏やかになった訳でも、妥協と折衷が得意になった訳でもないんですよ。むしろ磨きがかかってますよ。
ただ、ずっと心掛けていることがあります。迷ったら楽な方ではなくオモロイ方を選ぶこと。創作では裏方に徹すること。人の失敗を最後は必ず赦すこと。