イラストレーターの仕事といえば本の表紙や雑誌の特集だったりポスターだったり華やかなイメージ持っている人が多いだろうけど自分は小さなイラストが9割のホント目立たないようなものが多いです。が、10年以上何とか楽しく過ごせてます #誰か優しい人が拡散してくれてフォロワーさんが増えるらしい pic.twitter.com/DFUD26Uoi7
— 堀江篤史◆イラストレーター (@horie_atsushi) 2020年9月4日
本や雑誌やWEB記事など、エディトリアル・コンテンツは、このようなイラストレーションに支えられています。そしてまた、いい感じで、主張し過ぎずに本文に『寄り添って』くれるイラストというのは簡単に描けるものではありません。
『寄り添って』、これ、キーワードだと思います。どんなにメジャーな描き手であっても、それが本文を支える役目である限り、それを凌駕してはダメで、美味しさを増すためのスパイスでなければなりません。この塩梅って本当に難しいのです。力のある方ほどさりげない。
とかく装画やパッケージのキービジュアル的なものがクローズアップされがちなイラストレーションの世界ですが、こういう仕事がコアなのではと常日毎から思っています。本文を補足したり、噛み砕いたり、箸休めだったり。新聞折り込みの求人広告の小さな小さなイラストも、絶対バカに出来ないのです。