結構難しい問題

ここ数日twitterで話題になっている音楽の検定教科書の表紙ビジュアル問題について。かつて僕も音楽教科書は小中高とデザイン制作に携わってきたし、今も他教科の教科書デザインを複数手がけている当事者なので、あらゆる角度から思うところが沢山あり過ぎる。近々noteか何かにまとめようと思う。

その折には、音楽や楽器を視覚的に表現することについての危うさや難しさについても触れらればと思うし(昨年のカルピスウォーターのパッケージの侃侃諤諤を思い出す方もおられるでしょう)、それは何も音楽に限った話ではないことも書けると思う。

表現者は常に観察と勉強と検証を怠ってはならない。ただそれは過剰な『正しさ』を振り回す一部の世相に対しての防御のためではなく、あくまでもウィットと創造性に富んだ新しい表現を手に入れるためのものだ。我々にとって『表現の萎縮』こそ最もあってはならないことだ。