言海の修理

ヨンネさんに『言海(大槻文彦/六合館/昭和三年531版)』を修理していただきました。日本で初の本格的国語辞典(初版は明治三十七年)ですが、現代においても辞書のデザイン制作では参考になるところが大いにあります。まだまだ使いたいものの、元の姿が分からなくなっては困るので現状を活かす形でお願いしました。
無茶苦茶貴重なものかと言われるとそうでもない(多分古書店で状態の良いものを買う方が安い)のですが、義父から受け継いでいるものでもあるので大事にしたいと思います。