白茶の彗星

ヤツが来る!
廊下の向こうから駆けてくる
そのスピードは通常の3倍でもないし
頭にツノもついていないし、しかも白茶だ
「認めたくないモノだな
 犬が故の過ちというものを・・・」
ボールが飛んで行くと一緒にすっ飛んでく
くわえて投げた人間のところへダッシュ!
ルーチンワークなのは承知だ
「まだだ、まだ終わらんよ」