アンコン

kudoくんに誘われて全日本吹奏楽連盟主催の第31回全日本アンサンブルコンテストを聴きにさいたま市文化センターへ。全国大会を聴くのは実に16年ぶりです。っても16年前は大学生で裏方*1でした。当日のプログラムで出身高校が出演する事を知って舞台袖で再会を喜んだりしてましたね〜。ここでセッティングの世話をした中学生が後に後輩として出身大学に入学してきましたね。考えてみればモノすごい昔ですね。
興味深かったのが、以前はあんまり好きでもなかった中学生や高校生の演奏でした。演奏内容というより、各学校のバンドディレクターの指導の巧さと子供たちのプレイヤーとしての才能の萌芽が出会う瞬間に立ち会えるという点で、です。この中には将来日本の音楽界をリードしていくプレイヤーの卵たちも含まれている*2はずですから、そういったキラキラした輝きを見られるのは本当に嬉しいです。
一般、職場の部は趣味として音楽を楽しむハイアマチュアの余裕が感じられました。が、ちょっと硬かった印象。コンテストでなければ、もうちょっと趣向を凝らした演奏が聴けたかもしれません。
大学は熊本県立盲学校*3以外、ちょっと考えもの。確かに指導者とプレイヤーの裁量のバランスが微妙な時期かもしれませんし、皆さんの並々ならぬ努力は十分伝わります。しかし、指導者がバランスをとるために押さえ込ませてるのならともかく、学生自らが弱気な「ミスのない」演奏をしているようではイケマセン。もっと音楽に愛を。
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*1:第15回、大宮ソニックシティ

*2:ことを切に願います。ちなみに須川展也さんは第2回の高校の部でサクソフォン四重奏で金賞を受賞されています。

*3:ここは有名ですよね。歌があります。