夕刻、都心に大きな虹が架かりました。
とても清々しいのですが、虹が架かっている側の空って、上空の雨や水蒸気が太陽の光を受け止め分解して映し出すプリズムとスクリーンの役目を果たしているため、何だかボウッとしているんですよね。
そしてその雨って、さっきまでここで降っていたんですね。
降っていたときは何だか混沌として憂鬱だったのに、通り過ぎて見ると美しい虹を映し出す下地になってる。
歴史と似ているな、と思いました。