殺陣

犬と家人と散歩に出て、公園のベンチで朝ごはんを食べてたら、青年たちが剣やら銃やら持ってこちらに向かって来る。
あぁ、とうとうボクが宇宙人であることがバレてNASAが来たのか(前日の日記参照)と覚悟を決めていたら突然、目の前の広場で殺陣の段取りの確認を始めた。
「?」と思ってたら、後ろを歩いてたチビッコ(女子)たちが「あの人たちディケイドに出る人たちだ」と言って通りすぎた。
マンガみたいなタイミングの解説ありがとう。
今日は公園でお祭りをやってて、無料の「仮面ライダーディケイド」ショーがあるらしいのだ。確かにここからちょっと離れた所に特設ステージがあって、どんどんチビッコが終結している。本番前のリハですね。バックステージがないから広場で、とはいえ、「中の人」がいきなりバレてても良いのかしら。チビッコたちもこちらはあんまり見ないようにしている。最近の子は寛容だなあ。
ボクは子どもの頃少林寺拳法を習ってた時期があって、演武の大会にも出た事がある。だから武闘を美的に昇華させた殺陣などは割と好きだ。ちょっと前に物好きな編集の人と画策して某出版社に「親子で楽しむ〈アクションヒーローになる本〉」の企画書を出したくらいだ*1
こういう小さいイベントにやってくるアクターやアクトレスさんたちでも、しっかり訓練しているので身体能力はそんじょそこらの人なんかより随分高く、リハでも見ていて美しい。さらに重たい衣装をつけて演技するのだから大変だ。
せっかくだからチビッコに混じって少し見てから帰ることにした。

*1:結局ボツった。興味ある出版社さん、ご一報を!