ツルベオトシ

ついこの前まで５時といえば夕やけこやけだったのに、今はこの時間に顔を上げて外を見遣ると暗い。高校卒業まで西日本で過ごしたボクは、人生の半分を東京近郊で過ごしたというのに、未だにこの感覚に馴れない。
実際は単なる日本の標準時の位置に伴うマジックなので、太陽が出ている時間に大差はないんだけど。
で、《釣瓶落とし》って言葉をどこで覚えたかというと、SUGAR BABEの『SONGS』というアルバムに収められている「夏の終わりに」という曲。バンド自体は山下達郎さんや大貫妙子さんが在籍し、1970年代に活動しており、ボク自身も70年代生まれなんだけど、実際アルバムを聴いたのは21世紀に入る頃だったのでかなり遅い。割とボキャブラリーがなくて凹む。
それにしてもホントにストンと陽が落ちる。

SONGS 30th Anniversary Edition