挨拶考

よく学校や自治体主催のコンサートや美術展でエラい先生だか父兄代表だか地元の有力者だかが出て来て開会の挨拶するときに「私には音楽(美術)の事はよくわかりませんが〜」みたいなこと言うじゃない? あれ何を取り繕って言ってるつもりだか解らないけど、そこに向かって努力してきた皆の気持ちを破壊するよね。
同じくスポーツ大会で「勝敗が全てではありません」みたいなことをいう上記の方々も同じ。
そういう人は一様に閉会には「感動をありがとう」みたいに締めくくろうとする。
演者や選手がプロであろうとアマであろうと、より高い表現や技能の成果や披露を目指して出て来てるのにそりゃないだろ。それに何でもかんでも「感動=素晴らしい(善いコト)」という発想やめませんか?
挨拶に呼ばれる人はそれなりに社会的地位があると見なされてる訳だから、教養とトーク術を深めないと信用が落ちるばかり。