益田へ。


島根県益田市にて大学の先輩が学習塾を開かれるというので、デザインでお手伝いさせていただくことになったのですが、やはり現地の取材とご本人との打ち合わせが必要だろうと思い、羽田より萩石見空港に飛びました。
土地柄や仕事場(学習塾)の雰囲気や教育事情を伺うことができ、大変有意義に過ごせました。さらに先輩には地元の中高生にブックデザイナー(アートディレクター)という仕事がどういうものなのか伝えるというトークイベントを頼まれまして、実例を見せながら喋ってきました。
日本の出版事業の9割以上が東京に集中しているのですから、島根でも県庁所在地から離れた益田でそういったものに触れる機会というのは殆どないわけです。子供たちには本を作るということがどういうことなのか、想像だにできなかったと思いますが、熱心に聞いてくれてとても嬉しかったです。
最後にサインを求められてしまいましたが、何の誰のサインなのか、覚えていてくれるだろうか?
写真は益田では有名な食事処「田吾作」にて。