銭形平次

青空文庫で野村胡堂の「銭形平次 捕物控」シリーズを立て続けに読んでいます。テレビ時代劇でやっていた印象と全く違って、毎回投げ銭もチャンバラもそんなになく、基本的にバラエティに富んだ刑事ドラマであり、戦前(1930年代)から書かれたとは思えない瑞々しい文体です。人生の為になるような話は殆どないのですが、江戸風俗の勉強になり(途中から寛永年間の頃から文化文政へと時代設定は変わります)、相当楽しめます。

銭形平次捕物控 001 金色の処女

銭形平次捕物控 001 金色の処女