三流

庭の掃除をしながら
『三流っぽいラップ』とは何かについて考えていたら
 
 感じられない世の中の真実
 信じられない俺たちの現実
 
という全く中身のない詞を思いついてしまい
俺は三流ラッパーに向いているのでは、と
箒を振り回しながら一人盛り上がったのだが、
それ以降何も思いつかなかったので、
三流ですらないことを憂い
デビューするのは止めておくことにした。