夏の終わりに

この夏は、自身の体調の不調だけでなく、親しかった知人に先立たれ、遺品整理などをお手伝いしながらご親族と顔を合わせるにつけ、『死』というものをここまでリアルに感じる日となったという点において、僕の人生の中でも特別なものになりました。

両親も犬社長も健勝にあらせられますが高齢ということもあり、誰にでも巡ってくるそれについてフと思い巡らせると鬱々としてしまいます。

とはいえ新しい出会いや、皆様の溢れんばかりの才能を目の当たりにさせていただくと、大変刺激になり、明るい心持ちで色んな事に挑戦できますし、仕事に遊びに(僕の場合は不可分な事案が殆どですが)新たな気持ちで取り組むことが出来ます。

シャレにならんくらい暗鬱とした世相も相まって、溜息ばかりを吐きそうになりますが、それでも自分が知ってきた世界はホンの一部であり、それはこの瞬間すでに過去であり、まだ見ぬワクワクする明日はいたることろに転がっている事には違いなく、それを探して磨いて皆さんにお見せすることでしか自分の人生はないと思っています。