藤井さん。

いろいろなご縁重なって数年前にお伺いし、時折相談に乗ってもらうこともある「なタ書」の藤井さん。古書店に収まらない異次元の仕事ぶりはまさに文化人ですし、飄々としてタバコを燻らし本当の苦労を微塵にも出さない姿に、飛蚊症くらいで死ぬ死ぬもうお終いダァと喚いている肝っ玉の小さい私にとっては憧れですらあります。
同じように一度は高松を離れ、未だ東京圏に齧り付きながらヒーヒーとブラ下がっている私にとって、地元に戻りながらも鋭利な刃物の感覚を持ち続けられる彼は素晴らしいと思います。

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