この夏を精一杯生きた蝉が最期の一時に選んだのは 我が家のベランダでした。 焼けた身体、ボロボロの羽根、眼ももう ほとんど見えていないでしょう。 意識が混濁して自分が何処にいるのかも判らくなった今 彼女の想いは何処の林に馳せているのでしょうか。 …
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。