志岐かさね リサイタル

otoshimono2006-05-03

今日はボクの勤めるカイシャのBOSSの娘さんで、メゾソプラノ歌手の志岐かさねさんのリサイタルを聴きにオペラシティのリサイタルホールへemixと向かいました。
今回のリサイタル、何故かフライヤとプログラムのデザインをBOSSから頼まれました。実の親が直々に手がけるのはやはりどこかしらコパズッカしいものがあるのでしょう。
初めてのソロ・リサイタルということで、開演前からロビーさえ気合いが入っている感じでしたが、BOSSがまるで結婚式の日の新婦の父のようにソワソワ落ち着かない様子なのが微笑ましかったです。
演奏は、今伸び盛りなのがよく分かるナカナカの力演でした。いろんなジャンルの作曲家を採り上げていましたが、ボクは中田喜直の組曲「六つの子供の歌」が印象的でした。歌曲ってやはり詞と一体化してナンボなので、直接理解できる言語で聴けるのがウレシいし、詞作が優れていれば尚のこと。この曲は西條八十、小川未明、竹久夢二、山村暮鳥、野口雨情、三木露風という豪華メンバーの作家陣。それに「日本のココロを旋律に変える天才」中田マジックが存分に盛り込まれているのだから申し分ないすごい音楽です。
かさねさんも後半は緊張もほぐれ、声に冴えと豊かな響きが出て来たのでとてもヨカッタです。ブラボゥ!

終演後は聴きに来たカイシャのみんなと53階にある展望ラウンジへ。美味しくお酒を頂きました。