伝統工芸

明日は「こどもの日」端午の節句ですね。1月末に生まれた私の甥っ子(id:otoshimono:20060311)が初節句だというので、母が「吊るし雛」をつくりました。この「吊るし雛(吊るし飾り)」は、伊豆稲取地区の伝統工芸品だそうです。伊豆だけでなく、日本のところどころにそういう風習があるようです。
雛というくらいですから、元々は桃の節句での飾り物だったのでしょう。ちりめんの布で作った小さな人形を、ひもでつなげて飾るのです。人形も一つ一つ節句にちなんでいて、桃、富士山、魚、などそれぞれに意味が込められています。
男の子用の飾りには、鯉のぼり、かぶと、柏餅などをつなげます。実は3月に帰省した時、母が一生懸命作っておりまして、私もそのときに金魚をひとつ作りました。

で、それがなんとか端午の節句までに間に合ったのです。

手作りって味わいがあっていいよね。この特製吊るし飾り、一番下には

実はこれ、私が幼稚園の頃に母が作ったドラ人形なのです。このドラをお守り代わりにして、私はおゆうぎ会にでたのでした。吊るし飾りのバランスがちょっと悪かったから一緒に吊るしちゃったんだって。「26年の時を経て、新たなメンバーとともに子供に夢を与え続けるドラえもん」なのです。流石だね。