ブラスの響き

仕事の用事でemixと秋山紀夫先生のお宅へ伺いました。
本当に用事のあるのはemixの方。楽譜の浄書の仕事で材料を受け取りに来たのです。ボクは今回は付き添い。十万石で素敵な水羊羹があったのでそれをお土産にしました。
今はこうしてご一緒にお仕事をさせていただいてますが、ボクとemixにとって秋山先生は、中高生の頃よく聴いたNHK-FM「ブラスの響き」*1のパーソナリティとしてラジオの向こうから聞こえて来たあの声の人です。
「おはようございます、秋山紀夫です。さわやかな日曜の朝、ブラスの響きでお楽しみください〜」
天の声です。何回もお会いしているのに、その声はいつ聞いてもウットリです。
先生の書斎は吹奏楽の資料でギッシリ。さすが武蔵野音楽大学で教鞭をとられてきたプロフェッサーであります。一週間ここに泊まり込んでもボクは飽きないと思います。きっと一睡もしません。
お宅へ伺うのは始めてだったので少し緊張しましたが、先生はとても気さくな方なのでツイツイ雑談のほうが多くなってしまい、最初の用事はそこそこに、ついつい長居してしまいました。
 ところで先生の書斎には、膨大な資料や音源や写真や賞状に混じって、鉄道や飛行機の模型、戦車のラジコンなどがけっこう飾ってありました。
人の書斎って楽しいですね。茶目っ気を含めて人生がヂワリとにじみ出てる。

*1:世界の吹奏楽や全日本吹奏楽コンクールの実況録音などを放送して大変人気のあった番組。残念ながら今は放送されておりません。秋山先生は確か二代目パーソナリティ。オープニングテーマはマーチ「メダリオン」!