東京周遊演奏会鑑賞梯子之旅(後編)

その後、Fireworks Brass Ensemble の定期演奏会を聴きにかつしかシンフォニーヒルズへ。
東府中から京王線に乗り、都営新宿線に乗り入れ、馬喰横山下車。散歩がてら蔵前までプラプラ歩き、都営浅草線から京成線直通で立石で下車し、そこからまたプラプラ歩いて会場まで行くとすでに開演ちょっと前。車窓や道すがらの風景やお店をノンビリ見ながらの移動なので「オヤオヤotoshimonoさんたち、今度は浅草橋の問屋街をブラァリィ」ってな感じでした。
Fireworksの演奏はトーンの隅々にまで配慮の行き届いた丁寧な作りで、サウンドの美しさは「さすが!」の一言でした。後半のプログラムにはデュボアの「ファンファーレ形式による3つの前奏曲」、ベーメの「6重奏曲」、バチェラーの「バルカンの踊りと歌」など、興味深いものも多く、ブラスアンサンブル好きにはタマラナイ内容でした。

終演後、ロビーでメンバーと挨拶したのですが、その時彼等のワイシャツの胸にあるものを発見(写真)! 何と、ボクが数年前に彼等にプレゼントした、Fireworks Brass Ensemble のロゴデザインを刺繍にしたものです。昨年、彼等はフランスに演奏旅行に出掛けたのですが(羨ましい!)、夏だったのでスーツで演奏するのをやめて、このオリジナル刺繍入りのワイシャツで演奏したそうです。そう言われれば刺繍映えするデザインだもんなぁ(チョー手前味噌)。いやぁ、自分のデザインが作者の手を離れて活躍しているのは何か嬉しいものです。末永く宜しくお願いします。
夜はここで合流したemukamiとpoohと京成本線で日暮里〜JRで北浦和まで戻り、塩ホルモン「風雷坊」で呑む。隣に居合わせた夫婦がボクらの共通の色んな知り合いと、それこそ色んな方面から繋がってる人で、ヨッパライ同士おおいに盛り上がる。
一度も同じ駅を通らなかった全行程100kmの電車の旅。