東京周遊演奏会鑑賞梯子之旅(前編)

東京シティコンサートブラスの演奏会を聴きにまたまたまた府中の森芸術劇場へ。先週、ブラスバンド体験演奏でお世話になり、木曜にテナーホーン奏者のオーウェン・ファー氏から直々にレッスンを受けたら、本公演がとても気になってしまったのでね。
今日はハシゴの予定だから電車で移動。与野本町から武蔵浦和で武蔵野線に乗り換え、府中本町から歩いて会場へ。2kmの道のりなど我々にとっては「歩く距離」。まさに健康家族。
プログラムにはゴフ・リチャーズ、ハワード・スネルなどといった英国ブラスバンド界ではお馴染みの作曲者が名を連ねる。逆を言えば「日本では馴染みがない」。悲しいかな・・・。でも、曲はたいへん興味深いものばかりで面白い。イギリスの紳士的な上品さが伝わってくる。
ブラスバンドの演奏会でもうひとつの売りは「独奏」。オーウェンのテナーホーンのソロはやはり素晴らしい。超絶技巧からゆったりとしたメロディまで、その魅力を余すことなく披露してくれた。
日本ではナカナカ手に入らないテナーホーンのソロCDを購入し、会場をあとにする。