市民のためのオーケストラ

で、今日はさいたまファンファーレクラブの大将macotoさん、Good-up Brass Ensembleのyoshioくん、このblogにもコメントを下さるざっきーさんが所属する「和光市民オーケストラ」を聴きに和光サンアゼリアへ。何だか天気激ワルなので車で会場へ向かいました。
ここはいつもお客さんが満員。老夫婦や近郊からの家族連れも多く、地域密着型の地道な運営が反映されています。
本日のメインプログラムはロッシーニ「セミラーミデ序曲」、マスネー「絵のような風景」、そしてチャイコフスキー「交響曲第4番」。 特にチャイコフスキーは圧巻! 指揮者の佐藤宏充さんとの息もピッタリあって、素晴らしい演奏になりました。今まで聴いた和光オケの中でも一二を争う名演だったと思います。ブラボーも飛び、暖かい拍手に包まれました。最後にアンコールは同じくチャイコフスキーの「白鳥の湖」から「4羽の白鳥の踊り」。親しみやすい曲でお客さんも大喜びです。
このオーケストラは年を追う毎に上手くなるので本当に聴きに行くのが楽しみなんです。なんだか親戚の子の成長を見守るおじさんの気分。そして、それを育てているのは聴きに来られている市民の皆さんなんだな、と実感出来る演奏会です。本当に素晴らしいと思います。
聴衆と共に歩む・・・ともすると演奏者が忘れがちな大事なこと・・・心に刻みたいと思います。