博多煮

みなさん「博多煮」ってご存知ですか? 水炊きの事なんだそうです。ボクは初めて知りました。本日メンズ・フィッテ*1の打ち上げをしまして、入ったお店「博多華善」がその専門店でした。「水炊き」って家に適当なものしかないときに、鍋に何でもぶっ込んでポン酢で食べてしまう家庭料理だと思っていたら大間違いでしたよ。
まず、じっくり煮込んだスープに骨付き鶏が入った鍋が運ばれてきます。そのスープを薬味を少々加え、湯呑みで少しいただきます。あっさりしてて美味しい。
骨付き鶏をポン酢で食べてしまうと、細かく練られた生の状態のつくねを竹の器からヘラですくって鍋に落としていきます。続けて鶏のレバー、ハツを入れじっくり煮込む。ここでまたスープをいただくのですが、今度は柚子胡椒、スープを凝縮して作ったコラーゲンや薬味を混ぜて呑みます。今度はコクが出てきて美味。味が変わっています。
鶏肉をパクパクと食べたらスープを足し、ここで初めて野菜をタップリと入れます。白菜、人参、牛蒡、えのき、葛きりなどです。凝縮された鶏のスープに野菜が絡み溶け合い、コクがあるのに胃にもたれず、なんとも芳醇。
最後に残ったスープを一度厨房に持ち帰り、雑炊にして再び出してくれます。お茶と頂くとなんだか気分もほっとします。
鶏と野菜なのでヘルシー、コラーゲンもたっぷりなので肌ツヤもよくなり一石二鳥。メンズ・フィッテ制作チームのオススメの逸品となりました。
お酒は今回の居酒屋オーダー特集に則り、ビールは最初の一杯だけ。あとは熊本は人吉の米焼酎「しろ」でスッキリと呑みました。
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違うお店のだけど、大筋こんな感じ。興味がある方、この週末は「博多煮」いかがですか。夏でも結構いけますよ!

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