吹き奏でる仲間の祭典

otoshimono2007-10-21

今年もあと2ヶ月ちょっととなりました。やっぱり下半期のほうがイベント続きで、このままあっという間に紅白を観ることになりそうです。
今日はそのイベントのひとつ、合同バンド(吹奏楽)の練習がありました。これは、11月18日に行われる「さいたま市民音楽祭」に出演するための「合同バンド」。正味12分のステージのために62名が集結しました。
このステージは1月13日に行う演奏会のいわば「前哨戦」。にもかかわらず、吹きたがりが62名。うちトランペットが10名。多すぎ。だいたいこういうイベントで反応が良すぎるのがトランペット吹き。分かってましたよ。これはお祭り。でも、でもでも、同じパートを3人以上で吹くくらいなら、より少ないパートで吹きたいと思う私の性分が、私をホルン吹きにさせました(泣)。
集まった62名は、昨年、一昨年の市民音楽祭でも顔を合わせたメンバーがほとんどで、会話も「やぁ、久しぶり」なんて和気あいあいとしたムード。
曲目も「序曲祝典(フランクエリクソン)」に「オーメンズオブラブ(和泉宏隆)」なんて、一昔前の中学生のようなラインナップなんだけど、これはいかにも流行ってたねぇって曲を演奏したいと考えた我々実行委員の画策であって、きっとみんな「懐かしい〜」なんて言いながら演奏するだろう、と思いきや、実は初めて演奏するという人も多いようです。かく言う私もその一人。
吹奏楽というのは、どうも「多ければ多い程良い」的な風潮があって、それが疲れを助長させている気がします。確かにもともと一人じゃ吹ききれない譜面なので→人数を増やす→自分の音が聞こえなくなる→聴きたいから吹く→疲れる→指揮者からもっと出せと言われる→吹く→疲れる→の、繰り返し。これほど譜面のパート数が多い編成も他にありません。
でも、音楽的な事を語り始めたら、こういうイベントはタブーになってしまう訳で・・・そう、これはお祭り。お祭りは何でもアリ。多くても良し。疲れても良し。楽しても良し。仲間とともに楽しくが一番のイベント。


こちらが1月13日の演奏会


さいたま市文化事業補助金助成事業
さいたま市吹奏楽協会第1回演奏会
ニューイヤー・コンサート

とき:2008年1月13日(日)
   開場12:30 開演13:00
会場:彩の国さいたま芸術劇場
   音楽ホール
料金:入場無料
 
後援:さいたま市教育委員会
   埼玉県吹奏楽連盟
URL:http://sw-a.info/