送別会

otoshimono2008-03-28

お世話になっているレーベルのプロデューサーmizさんが人事異動で他所に移ってしまうため、送別会を西荻窪の某所で。集まったのは某吹奏楽専門サイトの編集長、某吹奏楽着うたサイトのプロデューサー、某大手出版社編集で音楽ライター、某デザイナー某浄書屋。いわば裏方で仕掛屋。表舞台を支え、次の才能や流行を発掘し、過去のアーカイヴを整備することに喜びを感じる人種です。送別会のはずなのに、主役の本人さえも終始業界談義と裏話に花が咲きました*1。やっぱり我ら、仕事大好きです。
でもさすがに感慨に浸ったのが「これ、長いことお渡しするの忘れてたんです」といって彼から頂いた1枚の写真です。それは「トーンプレロマス55」という黛敏郎さんの吹奏楽作品集を作って1999年文化庁芸術祭優秀賞を頂いたときの受賞パーティの記念写真です。真ん中に指揮をされた故・岩城宏之先生を囲み、このアルバムをプロデュースをした磯田健一郎さんやレコーディングエンジニアの小貝俊一さんがおられます。ホルンの千葉薫さんや作曲家*2の長生淳さん、国塩哲紀さん*3のお顔も見えます。mizさんに、この様な超一流の方々と共に仕事をする機会を与えていただき、一緒に写真にまで収まらせていただいた当時の喜びを鮮明に思い出したのでした。mizさんに本当にボクは教えられ、育てられたのです。mizさんと一緒に作ってきたCDはボクの宝物です。
[rakuten:bandpower:10001355:detail]

*1:ゴメンね、内容は面白すぎてここでは書けんのですわ

*2:このときはアドバイザーとして参加

*3:東京オペラシティ・プロデューサー、このときはコーディネーターとして参加