何か大きな力を生み出す人は致命的な欠陥を持つ人が多い。
それは脚の一つ欠けた椅子に座り続けるようなものだ。
座るためにはテメエの足(才能)を
力いっぱい突っ張ってなければならない。
そうしないと椅子から落ちてしまう。
人からみれば有り余る才能を発揮して羨ましく思う。
人によっては「彼は悪魔に魂を売った」と妬む。
でも彼らにしてみれば、そうでもしなければ
みんなのように椅子にも座れないのだ。
ある意味人生は選べない。
彼らに与えられた椅子がそうであっただけなのだ。
ただ、ただ、己の道を全うするために突っ張る。
自分が自分であるために。