所用で世田谷は岡本の松本記念音楽迎賓館へお伺いしました。
パイオニアの創業者、故松本望氏の邸宅を改装し、音楽ホールとして解放している施設です。パイプオルガンもあるんです。大きくてモダンな暖炉のあるサロンや松本氏の作業部屋なども当時そのままに保存されており、日本庭園は茶室や庵も含め、素晴らしいロケーションです。
写真は何だと思いますか？ ピアノ？ いいえ、これはチェンバロです。『クラヴサン プレイエル・ランドフスカ・モデル』といって、19世紀末からのチェンバロ復興運動の折にフランスのピアノメーカー、プレイエル社がワンダ・ランドフスカのために制作した貴重なチェンバロです。
金属フレームが入っていたりして面白いですね。
当時チェンバロは絶滅寸前で実器が殆ど失われ、ピアノ製作者が想像力を膨らませて制作したそうです。
周辺は閑静な大邸宅が軒を連ねる地域。セレブリティな気分に浸って参りました。
そういえば、今月のガンダムエースもチェンバロ作戦でしたね！ あーこの一言でセレブぶち壊し。
