断らない

仕事ってたいがい、同じようなタイミングで色んな所から声かけられて重なっちゃうでしょう?
「もう少しタイミングがずれてれば忙しくないのに」って思うでしょう?
でも、断っちゃダメです。全部引き受けましょう。
いいですか? タイミングの良い仕事ってのは世の中一つもありません。
だいたい仕事ってのは「だったらもっと早く言ってよ」か「もうちょっと中身が固まってからにしてよ」のどちらかです。
だったら、これらを自分でハンドリングすればよいのです。
まず「やります」と宣言してしまう。フットワークの軽さは信頼感の第一歩です。
それから「時間がない」ならスケジュールを、「要素がない」ならアイデアを任せてもらう。情報の受け手と送り手の立場を逆転させてしまうことです。
すると不思議、あんなに不可能だと思っていた仕事にスルスルと筋道が見えてくるじゃありませんか。
『頼まれた仕事だけやってりゃいい』『乗っかってた方が楽』なんて考えを言う人がいますが、それは逆です。
仕事というのは川下、つまり《指示待ち》であるほど不利な立場です。自分でスピードと量が調整出来ない上にコストも叩かれます。《貧乏暇なし》とはよく言ったものです。お金というのは上流に吸い上げられる性質を持っていますから、積極的に『山側に倒れていく』『より川上の岩に掴まる』しかありません。
だから仕事は断っちゃいけないのです。
えっと、遊びも同じです。