光る宇宙

SFCの練習日。中橋愛生くんの新作《マタルの涙》を丁寧にアプローチ。
深淵な星々の海に落ち込んでいく時間の重みがやがて雄大な星雲を見下ろす高みに至るという風な、時空間の豊かさを感じさせてくれる音楽。
しかしこれを表現するのはとても大変で、演奏者の綿密なアンサンブルワークと緻密なバランス感覚、雄大なイメージ造りが要求される。
メンタルの強さが繊細で大きな音楽を生む。


さいたまファンファーレクラブ第14回演奏会
2009年10月18日(日)14:00開演
さいたま芸術劇場小ホール 入場無料
サルツェド:ディベルティメント
中橋愛生:ペガスス座三部作
三善晃:『海の日記帳』より
中川英二郎:鍔音 ほか