年中行事

emixによると、本日は仏蘭西の古い習わしで《新酒のワインをグラスに注ぎ西に向かって「ボージョレー!」と乾杯すると風邪を引かなくなるという日》なんだそうで、我が家でも実行いたしました。何か間違っている気もしますが、赤ワインは風邪予防に効きそうなのでヨシとします。
子供の頃のワインの思い出と言えば、高校生の頃、一人暮らしをしていたのをいい事に修学旅行で「親へのお土産」として買ってきた*1山梨の赤ワインを、夜中に一人で空けたら渋いの苦いの頭痛くなるので随分ヒドい思いをした、というのがあります。以来、ワインは苦手意識を持っていたのですが、いつのまにやらスッと飲めるようになっていました。
最近は安価なハウスワインでも素敵に美味しいものが多くなり、家でお酒を飲むときの選択肢がグッと広がりましたね。あれ、何ショッピングサイトのリード文のようなこと書いているのでしょうか。
ブラスアンサンブル曲の佳作でゴフ・リチャーズの「高貴なる葡萄酒を讃えて」というのがあります。ヨーロッパの葡萄ベースのお酒を5つの楽章で紹介しており、仏蘭西のお酒として紹介されるのが第一楽章のシャンパン、第二楽章のシャブリです。シャンパンはその名と通り、シャンパーニュ地方が産地ですが、シャブリはボジョレーと同じブルゴーニュ・ワインに属するのだそうです。それらはフランスのAOC法という古い法律で厳格に産地や製法が分類されているということで、お国柄が感じられます。

高貴なる葡萄酒を讃えて

高貴なる葡萄酒を讃えて

  • アーティスト: ロンドン・ブラス,クーツィール,ソンドハイム,バッハ,スティーブン・フォスター,フチーク,クライスラー,マンシーニ,リチャーズ,ハーヴェイ(ロジャー),ハーヴェイ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
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もう一つ葡萄酒をテーマにした管楽器アンサンブルの佳作にゴードン・ジェイコブの「オールド・ワイン・イン・ニューボトル」という組曲があります。こちらはイギリス民謡を愛らしく凝縮させた、管楽13重奏版「リンカンシャーの花束」といった趣の音楽です。《新しいボトルに詰め直したワイン古酒》というタイトルからしても、こちらもお国柄が感じられます。でもボクはイギリスといえばアイラ系ウィスキーですねー。
木管アンサンブル曲集

木管アンサンブル曲集

  • アーティスト: 東京チェンバー・ウィンズ,中川良平
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1995/10/25
  • メディア: CD
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*1:当時は年齢確認とかなくても買えた