今日は何の日?

「フリーランスになったら急に時間の感覚が変わるよ」
と既にフリーランスの友人知人言われていて
(いやいや、16年も勤め人だったんだからジョジョにでしょ、ヒソヒソ)
と思っていたら
すでに休祭日の感覚というものが殆どなくなってしまった。
一昨日(木曜日)もクライアントとメールのやり取りをしていて
「担当が本日出張で不在ですのでデータは月曜に下さい」
と言われて『何でじゃ?』と思ってたら
夜に出かけた淳坊(小川淳也)の演説の冒頭に
「明日は祝日で連休の始めというのに沢山の方にお集りいただき〜」
って言ってて初めて明日が休日であることに気付いたりするのだ。
今までは、会社に行かない(で仕事する)日が休祭日という感覚だったが
毎日自宅の事務所で仕事してるものだから、そういうメリハリがない。
 
でも、日にちの感覚はちゃんとある。
「★月☆日までにラフデザイン下さいね〜」
って仕事だから『ぎゃーあと*日しかないー』と指折り数えるのだ。
 
ところが、ある知人のフリーランスの音楽家は
「曜日感覚と休祭日の感覚はあるけど、日にちの感覚がない」という。
音大で生徒のレッスンや、中高で吹奏楽部の指導をしている彼は
《月曜日はドコソコ大学でレッスン、火曜日はナニナニ高校で指導・・・》
てな感じで仕事をするものの、今日が何月何日かわからなくなる、そうだ。
だがフリーランスの音楽家といっても
レッスン主体とプレイング主体の仕事のスタンスで感覚は変わりそうだ。
(プレイング系はボクに感覚が近いと思う)
 
逆に勤め人でも、
シフトはあるものの休みがフレキシブルな小売り・営業の方や、
興行系の組織(マネジメントや音楽ホール)で
不規則な日取りで働く人もいるし、
一概にサラリーマンはカレンダー感覚がしっかりしてて、
フリーランスはメチャメチャって訳ではないよなぁ。
と、自問自答。
 
でも、休祭日感覚がないってのは
暦(季節の移ろい)に疎いことなので、自慢にもならない。
デザイナーとしては、ここらへんは博識に繊細にしておきたいものだ。