音楽というものは育つもの

先日のスペースDoに続き、管楽器アヴェニュー東京での篠崎＆黒金Duo（pf は城綾乃さん）にも行って（呑んで）参りました。
昨年の彼らのチャリティーコンサート後の打ち上げは「聴きにきた人も一緒に福島の酒を呑む」という企画になっていまして、今回を含め、都内で彼らは６回のコンサートを行ったのですが、そのうち４回にボクらは参加しています。
そうしますとボクら以外にも常連さんというものは結構いるもので顔見知りも増え、このDuoの中締めとなる今日まで来るとプレイヤーと常連の一体感みたいなモノが生まれ、同じ船に乗るクルーのような気分になります。
黒金さんが来月から一年間ドイツ留学されるのでその間は集まる事がなさそうですが、来春また皆で集って彼らの音楽を聴き、お酒を酌み交わせたらと思います（そういうわけで黒金さんの臨時の壮行会まで行われました）。
ところで、音楽というものは育つものだなぁと今日もつくづく感じました。例えば本日も演奏された高嶋圭子作曲「春の呼ぶ声を聞く」の第三曲《桜〜三春 滝桜に寄せて〜》ですが、初演、録音、一昨日、本日と聞いて来て着実に彼らの音楽のシンクロと深みがバージョンアップしています。そういう醍醐味が味わえるアーティストが着実にファンを増やすのだと思います。

UNDER THE BLUE SKY