一丁倫敦


午後から都心で複数の打ち合わせや、お世話になったイラストレーターさんの個展に出向く。炎天下の神宮や青山通りを歩き通しだったため、完全に茹で上がった脳にゲロルシュタイナーの炭酸が染み込むこと染み込むこと。
夕刻になって一段落。友人と落ち合うために東京駅へ向かった。外観の修復が殆ど済んだ東京駅も宜しいのだが、その向かいにある丸の内の高層建築群も大変素晴らしい。東京中央郵便局が入るJPタワーも完成し、東京駅の再開発もいよいよ大詰め。皇居に向かうこの場所は、やはり日本の玄関と意識せざるを得ない圧倒的な規模である。
夕暮れの照り返して輝く窓や灯り始めたビルのオフィスの光に、その昔『一丁倫敦』と言われた界隈のモダーンな気分を追体験しながら駅構内に向かった。(写真は新丸ビル)