準備はOK?

雑誌の入稿を一通り済ませてから、明日の公演の当日の準備を始める。
オリパパ・ミュージック・フレンズという織田準一さん主宰による音楽企画のマネジメントをemixがお手伝いを始めるようになってから気がつけば5年ほど経ったが、ボクが本格的に合流し始めたのは独立してから後だから2011年あたりから。
我々は音楽事務業としてのプロフェッショナルではないので、素人に産毛が生えた程度のマネジメントしか出来ていないが、それでも著作権や自治体や関係各所への書類手続き、出演アーティストをはじめ公演ホールやゲスト出演する諸団体(学校など)との打ち合わせと段取り付け、企画に沿っての当日のタイムテーブルやステージ進行表の作成、スタッフの手配、印刷物の作成と手配、チケットなどの収入と支出の管理、お客様対応等々、こなさなければならない膨大な業務がある。これらは基本、アマチュアの演奏会の業務と変わらないが、プロフェッショナルの公演としては(出来れば大幅の)黒字に持って行かなければならないという命題がある。興行的にも成功させなければ、わざわざアーティストに代わってマネジメント業務を請負う意味がない。加えて出演者にはストレスなくステージに臨んでもらう環境づくりも大切だ。
ボクは普段からオーケストラや音楽制作会社、音楽ホールなどのマネジメント業務に携わる方々と昔から接する機会が多いので、彼らの苦労や細やかな仕事にはいつも頭が下がる思いだ。
我々のメイン業務ではないものの、少しでも彼らに近づければいいな、と思っている。