原口和子さんのリサイタルで新大久保へ。
「心のままに」というリサイタルタイトル（山里佐和子さんの楽曲名でもある）からはハートウォーミングな印象を受けますが、彼女の狙いは、迷い〜安らぎ〜焦り〜怒り〜愛しみ〜哀しみ〜喜び・・・そういった心の日々の移ろいを重ねる人（或いは彼女自身）の人生を音に映してみる、という所だったのだと思います。
「けっして器用な方ではない」と笑っている彼女だからこそ、コツコツと積み重ねて出来る、誰にも真似出来ない音楽がそこにあったと感じました。
会場には日本のユーフォニアム奏者が集結しておりました。本人は謙遜していますが、やはり業界でも注目のリサイタルであったことが伺えます。
私個人にとっては、自身がロケ撮影したアーティスト写真をメインビジュアルに採用したアートワークとして、大変楽しい思い出になりました。上の写真はパンフレットで使用したものですが、パンフレットでは１色刷りでしたのでここではカラーで掲載させていただきます。
原口さんと緑の丘と空は実は別々の素材を合成しているのですが、空と原口さんは２月末に撮影したものを、ほぼそのまま使っています（緑地は購入した丘の画像を合成）。空が２月とは思えない爽やかな感じなのが奇跡ですよね。やはり原口さんの日頃の行いが良いからですね！
