金管まつり2013


金管まつり2013《J:ジャック》、立ち見が出る程の多くのお客様と共に過ごす事が出来ました。ご来場頂いたお客様は勿論、出演者やスタッフ、共催の公益財団法人さいたま市文化振興事業団様をはじめ、ご支援頂いた沢山の関係各位におかれましては感謝の気持ちでいっぱいです。
会場をさいたま市桜区プラザウエストに移しての2回目の公演となりますが、お客様にも恵まれ、とても音響と設備の良いホールで心地よく音楽を共有出来たと思っております。
私は、アマチュア音楽家によるこういった公演活動というものが地域社会を活性化させる文化活動の下支えとしてとても重要な位置にあるのではないか、と思っています。
私たちは、垣根なく気軽に地域の皆様に音楽に接して頂くため、年齢や障害等による入場制限は行っておりませんし、基本は趣味の披露の場ですので入場料も頂いておりません(出演者が参加費を出し合って開催しています)。
また、地域の小学生にも大人の金管バンドの音楽を聴いて頂きたいと思い、今回は特にブリティッシュ・ブラスバンドの演奏を企画に取り入れてみるなどの試みも始めてみました。(これは勿論、我々としても仲間とリティッシュ・ブラスバンドを楽しんでみたいという思いが前提にあってのことですが)
実際、出演する方と鑑賞する方の心のマッチングを探る部分は非常に難しい勘所なのですが、そこが市民文化活動の醍醐味であるのかもしれません。
 
さて、アンケートにて次のお言葉を頂きました。

いつも楽しみにしています。
今回は障害のある方と一緒に聴かせていただきました。この仲間達は皆リズム感のある人達です。
すぐに音楽にのってしまいます。手拍子、足、体を揺らす等をしながらとても楽しませてもらいました。
本当は私も一緒にそうしたいのですが、皆さんとても静かにしているので・・・!!(63歳女性)

私もこの方達の様子は自分が演奏していない時に担当していたカメラの席で拝見しており、静かに感激しておりました。我々の音楽をこんなに体いっぱいに喜んで頂けている事に、只々、感謝の気持ちでいっぱいです。