ふむ。

打ち合わせついでに神田錦町の竹尾見本帖にて「製本のチカラ」展を覗き、かつての仕事仲間の作品などを眺めたりしながら過ごす。帰りにショップで先行発売されていた日本図書設計家協会の『装丁・装画の仕事 Workbook on Books 10』を買い求め、猿楽町のANTI HEBLINGANで昼飯のスパゲッティを頬張りながらペラペラとめくる。さらに知った顔もチラホラ。あらいつの間に。
本来群れるのが性に合わないのか、20年近くもデザイナーをしながら何処の寄り合いにも顔を出さずにいる。大学も美術系ではなかったため、そういう所謂業界繋がりが他のデザイナーより極端に少ないかもしれない。
ふむ。
パタンと本を閉じ、考えてる様な考えてない様な気分が頭を巡る。
何がどうという訳ではないんだけど。
ふむ。
まぁ、いいか。

装丁・装画の仕事 (Workbook on Books 10)

装丁・装画の仕事 (Workbook on Books 10)