心の故郷

今年一年一緒に高校の巨大同窓会を作ってきた同期の《旅の仲間》たちと忘年会。ちょっと前までは月1以上のペースで会ったり、毎日の様にメールで連絡を取り合っていたため、1ヶ月ぶりなだけでも随分久しぶりな気がする。とはいえ、彼等彼女たちとの友人としての深まりが1年前とそれとは格段に違うことは、お互いの会話の端々に出る気の置けなさからも判る。
実際、高校時代には知ってはいても話をしたことがなかったり、知らなかった者同士も少なくないのだが、今は皆、在学中の親友以上の間柄かもしれない。
ボクとしても、この一年の収穫は本当に嬉しい。なんというか転勤族の根無し草のボクが、やっと本当の故郷を持つことが出来たから。
それは空間的な場所、というより、心の場所である。