悪評判

最近、知人との会話で、ある人の悩みやモガキが裏目に出る悪評判を聞いた。
往々にして本人のキャラクタが他人から見た実績に対して虚勢に見えてしまう(または乖離している)場合に起こる現象だと思うんだけど、本人からすれば虚勢を張って(でも自分を鼓舞していか)ないと自身が壊れてしまうという不安や自信のなさの表れでもあり、ツライところだなぁと感じる。
本人が目下そのギャップを埋めるべく、もしくは態度を改めるべく奮闘中であっても、その過程においてはそれが皆に伝わる筈もなく、先行する過去の評判がどうしても勝ってしまう。悪評判は今までに積み上げてしまったものなので、一網打尽に大逆転ということはあり得ない。一つ一つ真摯に積み上げ直すしかない。
ただ分水嶺はかならず存在する。まずはそこに辿り着くまで川沿いに登り続けなければならない。
今がその人の頑張り時なんだなぁとつくづく感じながら、別の話題に移った。