犬が島


昨年か一昨年前か制作されていることを知った時からずっと観たかったウェス・アンダーソン監督の「犬が島」、気がついたら近所の映画館では今週で公開が終わりになってしまうので急いで行ってきました。
深い慈愛と世相への諧謔に満ちた映像と音響と物語と仕掛。
語り始めたら幾晩でもかかってしまう日本の映像作品や文化や漫画へのオマージュ。
そして、ヤン・シュヴァンクマイエルやイジー・トゥルンカやロマン・カチャーノフや川本喜八郎、レイ・ハリーハウゼンやブラザーズ・クエイやティム・バートンなど堂々と続くメッセージ性の強い骨太なパペットアニメーションの系譜の継承。
Blu-rayが出たら舐め回すように鑑賞しようと思います。