ずっとアメリカの大統領選挙の行方ばかりを追ってしまっています。「豊かで」「先進的で」「違いを認め合い」「議論が上手で」「トライ&エラーを重んじ」「才能と努力が称賛され」「チャンスを与えられ」「夢が叶う」そんなアメリカへのイメージがガタガタと崩れたここ数年なだけに、この国はその世界から尊敬されていたバランス感覚を取り戻せるのか、それともそれらは敗戦国の日本に戦勝国アメリカからやってきたマクドナルドとコカコーラとハリウッド映画とアップルコンピュータが植え付けた幻想だったのか、見極めたいと思いました。