楽器磨き

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最近は目を休めるために仕事の休憩中は画面を見ない趣味として楽器磨きをしています。これは80-100年前にドイツで作られたノンラッカーのバリトンです。磨き過ぎはダメですが、この子の一生で何回もないことだし、身体が触れていた部分の腐食が酷かったのでポッカレモンとポリッシュで毎日少しずつ。
ちなみにこれは古楽研究者の佐伯茂樹さんの形見分けなのですが、それほど貴重でも高価でもない楽器です(逸品は全て浜松の楽器博物館に寄付)。以前ロータリーとビビりの調整で戸田のリペア工房に預けた時に調べて頂いた所、機構からWW2前の物と推測するものの古い工房の名鑑にもメーカー名がなく。