デザイナーという仕事

本日も無理難題が届く。デザイナーというのは(場合によっては依頼主自身が気づいてない)矛盾してる要望を、机の前では「ナニイッテクレトルンジャシバクゾワレー!」と半狂乱&絶叫しつつも最終的にはお澄まし顔で「こんな感じですかねー」と頓智を効かせてなんとかする仕事である。
「オレの考えたカッコいいコンセプトやビジュアルかませばそれを求める客がつくし、それがスタンドアローンじゃね?」とイキりたいのであれば、まぁそれはそれで良いが、『そういうスタイル』も手数の一つとして持ってる、という段階に至らない限り10年以上続けられる商売にはならんと思う。